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あらすじ

ライティア公爵家当主、

コスティ・ライティアが戦死した

妹のアマンダ・ライティアは

母親の制止を聞かず家を飛び出してしまう

従者で元傭兵のアードルフとともに、

復讐の旅が始まる……!

世界観

――情勢――

約二十年前にコラレダ王国起きた、

四大魔法師殺害事件

王家転覆を企てた小領主が犯人とされ、

第二王子・タトゥが解決したといわれている

それから行方不明の第一王子に代わり

王位を継承したタトゥは、

各大国に服従を迫る

当然各国は拒み、

自国を守るために襲来してきた

コラレダと激突

しかし魔法による圧倒的破壊活動には、

従来の戦法が利かず、

大国は徐々に押されていく

数年後にはランバルコーヤ王国が落ち、

その十数年後には

フィランダリア王国も降伏

王国から帝国に国号を換えたコラレダが

侵略を開始してから二十数年

最後に残ったアンブロー王国も

息絶えようとしていた……

――歴史――

数百年前

世界規模で勃発していた諍いは、

強大な力によって行われていた

中心となっていたのは、魔法

事態を嘆いた魔導師、

魔女を束ねる者は、

全ての力を無効化させ、

己の中に封じ込める

時の権力者達は激怒し、

その者を殺すために幾度も

刺客を差し向けた

「連中は欲望の塊だ。

言葉を忘れ飢えた獣なのだ」

何年にも及ぶ狩りの施行に

疲れ果てたかの者は、

一族に謝罪しながら

命尽きるのを待っていた

事切れる直前、

一人の男が現れその者を救う

その者は感謝と同時に問うた

「お前はこの世の中に何を望む」

男は不思議そうに瞬くとこの様に返す

「目の前にある命を救いたい。

それだけだ」

男はとある国の侯爵だった

精霊たちは、大丈夫だ、と囁き、

かの者は一縷の光に気づく 

まだまだ世は捨てたものではない、と

この者は正体を明かし、成り行きを話す

男はその者を喜んで保護し、国王に進言

小国王も快諾し世界は救われた

その者と男は、

とある土地で生涯を共にしたという

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